韓国海軍の観艦式招待を“見合わせ”防衛省
韓国軍による自衛隊機へのレーダー照射問題で関係が悪化する中、防衛省が今秋の観艦式に韓国海軍の招待を見合わせていることがわかった。
およそ3年に一度、開かれる海上自衛隊の観艦式には、外国海軍の艦艇を「祝賀航行部隊」として招待している。防衛省幹部によると、今秋の観艦式に向けて、防衛省はこれまでにアメリカやオーストラリア、中国などの海軍に案内を出した一方で、韓国海軍には出していないという。
レーダー照射問題をめぐり、日本側が求める謝罪や再発防止に応じない韓国側の今後の出方を見極め、観艦式に招待するかどうかを最終的に判断する方針。