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“戦後最長の好景気”政府が偽装~野党攻撃

2019年3月8日 16:41
“戦後最長の好景気”政府が偽装~野党攻撃

景気の現状を示す景気動向指数が3か月連続で悪化し、内閣府が景気の基調判断を下方修正する中で、野党側は、「戦後最長の景気回復となった可能性が高い」としていた政府の見解についてただした。

立憲民主党・江崎孝議員「(2018年の成長率見込みは)アベノミクスがうまくいかなかった場合のベースラインさえ大きく下回ってしまっているのが実態です。これでは政府が戦後最長と自慢する好景気が政府による経済成長偽装だったと言われても仕方がありません」

安倍首相「今回の景気回復では特に国民生活にとって最も大切な雇用は大きく改善しており、確実に経済の好循環が生まれています。エセ好景気、経済成長率偽装といったご指摘は、まったくあたりません」

安倍首相は、さらに「アベノミクスにより名目GDPは10%以上、成長した」と成果を強調した。そのうえで「国民一人ひとりに景気回復の波が広がっていくよう、あらゆる政策を総動員する」と重ねて強調した。