令和初閣議 即位関連儀式を「国事行為」に
首相官邸では、1日午前9時前に、令和を迎え初めての閣議が行われ、この後の即位に関連する儀式を「国事行為」として行うことが決定された。
午前9時前から開かれた臨時閣議では、この後の「剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀」「即位後朝見(そくいごちょうけん)の儀」を国の儀式、すなわち「国事行為」として行うことが決定された。
1日朝の決定となったのは、新しい天皇陛下が行う儀式であり、1日になって天皇陛下が即位してからの決定とする必要があったため。この2つの儀式を国事行為として行う決定の文書には、天皇陛下の署名と押印である「御名御璽(ぎょめいぎょじ)」が必要で、この署名と押印が天皇陛下の「最初のご公務」となる見通し。
また、閣僚懇談会で安倍首相は、「天皇陛下の即位を心より言祝(ことほ)ぐとともに、政府として輝かしい令和の時代をつくり上げていく決意だ」と述べた。
菅官房長官「これまでのところ、情報システムに支障があったという報告は受けておりません」
また、改元に伴うシステム移行について、菅官房長官はこのように述べた上で、「最後まで情報システムへの対応に万全を期して参りたい」と強調した。