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トランプ大統領、護衛艦「かが」視察へ

2019年5月28日 10:31
トランプ大統領、護衛艦「かが」視察へ

来日中のアメリカのトランプ大統領は間もなく神奈川県の横須賀を訪れ、海上自衛隊最大の護衛艦「かが」を視察する。

両首脳はこのあと、護衛艦「かが」を視察し、日米双方の隊員を激励する。日本政府関係者は、「日本のヘリ空母にアメリカ大統領のヘリが降り立つその映像を見せることに大きな意味がある。つまり、中国や北朝鮮に対する抑止力になる」と意義を強調している。

また、護衛艦「かが」は今後、アメリカの最新鋭ステルス戦闘機F35Bが離着艦する事実上の「空母」に改修される方針。日本政府はF35を新たに105機購入する方針で、これだけで1兆円を超える防衛予算が必要になる。

トランプ大統領は、こうした安全保障における日本への協力がアメリカの貿易赤字の削減につながると強調している。

トランプ大統領「日本は大量の軍装備品をアメリカから購入している」「これがアメリカの対日貿易赤字を削減する」

「安全保障」と「貿易」の両面で、今の日米関係を象徴する護衛艦「かが」の視察が、トランプ大統領の一連の日程を締めくくる舞台になる。