元首相銃撃を許した警備体制、国家公安委員会で検証へ
松野官房長官は11日の会見で、安倍元首相が銃撃された際の警備体制について、「警察庁から『今回の警護・警備には問題があったと認識をしている』との報告を受けている」と述べ、今後、国家公安委員会で検証が進むとの見通しを明らかにしました。
松野長官は会見で、「警察庁から『しっかりとした検証をする必要があるが、このような重大な結果を招いたことを踏まえれば、地元警察の現場対応のみならず、全国警察を指導する立場にある警察庁の関与のあり方も含め、今回の警護・警備には問題があった』との報告を受けている」と述べました。
その上で、今回の警護・警備についての検証や、再発防止策についての議論は国家公安委員会で行われることを明らかにしました。