参院選公示 各党党首が街頭で支持訴え
年金や消費税の引き上げ問題などが主な争点。第25回参議院選挙が4日、公示され、主な政党の党首がさっそく街頭などで支持を訴えた。
自民党・安倍総裁「年金は皆さんの大切な老後の柱です。年金の財源は、現役世代の保険料負担とそして税金です。打ち出の小槌(こづち)はないんです」
公明党・山口代表「子育て支援も含めた全世代型社会保障、道を開いたのは公明党であるということを強くお訴え申し上げたい」
立憲民主党・枝野代表「この6年であなたの暮らしはよくなったのか。暮らしを守る、生活を防衛する、そのための夏の戦いにしていこうではありませんか」
国民民主党・玉木代表「政治は国民の暮らしのために、そのことをもう一度取り戻す選挙にしていきたい。『家計第一』の経済政策、これを掲げました」
共産党・志位委員長「皆さん、いくら制度が安定したって、国民の皆さんの暮らしが滅んでしまったら何のための公的年金かということになるじゃありませんか」
日本維新の会・松井代表「(今の時点で)増税をするのは国民の皆さんに負担をこれからもおしつけていく安易な増税なんです。(増税を)止めるために力を持たせていただきたい」
社民党・吉川幹事長「マクロ経済スライドをただちに中止をし、暮らせる年金、基礎的暮らし年金、最低保障年金の設立を強く訴えてまいります」
参議院選挙は定数248議席の半数、124議席をめぐって争われ、今月21日が投開票日。