衆議院選挙で大きく議席を伸ばしそうな国民民主党の開票センターから鈴木しおり記者が伝えます。

開票センターには報道陣が100人ほど詰めかけています。議席を伸ばすということからか、これまでより多くの報道陣が集まっている印象です。

玉木代表は27日午後8時前に会場に入りました。玉木代表は選挙結果を踏まえ、「政治とカネの問題をはじめとしたこの混乱だが、選挙後も収まるかどうかはわからない。国民のための政治、国益にかなう政治を果たしていきたい」と語りました。

国民民主党が支持を集めたことについて、国民民主党の幹部は「手取りを増やす103万円の壁を撤廃するなど、若者向けの政策が受けた」と話しています。

焦点は議席を減らす見通しの自民党が議席を増やすことになる国民民主党との連携をどう考えるかです。

ある国民民主党の幹部は「選挙後の政局の中心は国民民主党になる」と話していますし、ある自民党幹部は「野党で連携するとしたら国民民主党が一番協力しやすい」と述べています。

玉木代表は「これまで貫いてきた路線を変えずにぶれずにやっていきたい」とコメントしましたが、玉木代表がどう掲げてきた政策を実現していくかの戦略に注目が集まります。