ウクライナ訪問めぐり質疑 岸田首相「現地ニーズ踏まえた支援行えた」
岸田首相のウクライナ訪問をめぐり、安全管理などに問題がなかったかどうか国会で質疑が行われています。
岸田首相は、ウクライナ側に対して現地のニーズに合わせた支援を行えたと強調しました。
岸田首相「今般の日ウクライナ首脳会談で表明した新たな支援内容については、エネルギーや殺傷性のない装備品に係るウクライナ側のニーズを踏まえながら、ウクライナ支援を強力かつ迅速に推進する重要性等を勘案し、決定した次第です」
自民党の松川議員は、ウクライナ訪問について情報管理に問題がなかったか、ただしました。
岸田首相は「具体的な安全対策や危機管理対策、情報管理については万全を期した」「危険地における報道のあり方については、安全対策や情報管理等の観点から不断に検討を行っていく」と述べました。
また日本維新の会の音喜多議員は、岸田首相がゼレンスキー大統領に「必勝しゃもじ」を贈った意味について質問しました。
岸田首相は「必勝しゃもじ」に加え「折り鶴ランプ」を贈ったとした上で、「侵略に果敢に立ち向かうウクライナ国民への激励と、平和を祈念する思いを伝達するためだった」と強調しました。