岸田首相のウクライナ訪問、問題なかったか野党側ただす
ウクライナに訪問し、23日朝に日本に帰国した岸田首相に対し、野党側は訪問のタイミングや安全管理などに問題がなかったか、ただしています。
立憲民主党の田名部参議院幹事長は岸田首相に対し、いつからウクライナ訪問を検討していたのか、ただしました。
立憲民主党・田名部参院幹事長「総理自身、いつから訪問を考えて、なぜ今このタイミングで訪問されたのか」
岸田首相「今年の1月、ウクライナ、ゼレンスキー大統領のほうから、ウクライナ訪問等について招へいがありました。それ以後、日本政府としても、こうした訪問について検討を行ってきた」
田名部議員は、また「電撃訪問と言われているが、安全確保や情報管理に問題があったのではないか」と追及しました。
これに対して、岸田首相は「情報管理とか安全等について、さまざまな検討を行い、調整を行ってきた」「今回の訪問の状況を検証し、今後の参考にしていかなければならない」と述べるにとどめました。
訪問の意義については「この目で現地の情勢を見て、ゼレンスキー大統領とじっくり議論したことで、状況をより実感を持って把握できた」「G7議長国としてウクライナ侵略への対応を主導する決意を示すことができた」と強調しました。