岸田首相のウクライナ訪問 野党が追及“安全対策など検証を”
岸田首相のウクライナ訪問をめぐり、国会では安全対策などに問題がなかったかどうか質疑が行われています。中継です。
野党側がアメリカのバイデン大統領の訪問などと比較し、安全対策などについて追及したのに対し、岸田首相は「問題はなかった」と述べました。
立憲民主党・徳永久志議員「日本国内閣総理大臣の安全にかかわる問題です。国が威信をかけて対応しなければなりません。今回の訪問の安全確保、情報管理についての検証を早急に行うべきだと考えますが、総理のご見解をうかがいます」
岸田首相「具体的な方法について、詳細について申し上げることは控えますが、安全対策や危機管理対策、情報管理について万全を期しており、今回、特段の問題があったとは考えておりません」
岸田首相は「この目で現地の情勢を見て、状況をより実感をもって把握することができた」と訪問の意義を強調しました。
また、野党議員が「日本が和平交渉に果たす役割はどういうものがあるか」とただしたのに対し、岸田首相は「国際社会と連携し、ロシアの侵略をとめるためリーダーシップを発揮したい」と応えました。