松野官房長官「レーダーから消失…安全を最優先しJアラート発出」
13日朝、北朝鮮が弾道ミサイルの可能性のあるものを発射した際、政府は午前7時55分にJアラート(=全国瞬時警報システム)で北海道周辺にミサイルが落下する可能性があると発表しましたが、その後、訂正しました。
その理由について、松野官房長官は記者会見で、「北海道周辺に落下する可能性のあるミサイルを探知したが、直後にレーダーから消失した」「限られた情報の中で、システムが北海道周辺に落下する可能性のある航跡を生成したため、安全を最優先する観点からJアラートを発出した」「その後、当該ミサイルは、日本への飛来は確認されず、我が国領域への落下の可能性がなくなったことが確認された」と説明しました。
ミサイルがどこに落下したかは防衛省で確認中だということです。
松野長官はまた、Jアラートを発出した判断について「Jアラートの役割に鑑みれば、判断そのものは適切だったと考えている」と述べました。