桜島噴火 磯崎副長官「特段の被害の報告は受けていない」
鹿児島県・桜島の噴火を受けて、磯崎副長官は緊急会見し、「現段階で特段の被害の報告は受けていない」と述べるとともに、引き続き情報収集にあたる考えを示しました。
磯崎副長官「現時点で特段の被害の報告は受けておりません。引き続き被害状況の把握を進め、自治体と緊密に連携を図りながら、災害応急対応に全力で取り組んでまいります」
磯崎副長官はまた、噴火に伴う大きな噴石や火砕流への警戒を呼びかけました。
噴火を受けて岸田総理は、24日午後8時50分、早急に被害状況を把握すること。地方自治体とも緊密に連携し、人命第一の方針のもと、政府一体となって、登山者や住民の避難など被害防止の措置を徹底すること。火山活動の状況について、観測を強化し、登山者や住民に対する適時的確な情報提供を行うことを指示しました。
また、政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置されていた情報連絡室を官邸対策室に格上げし、情報収集などを行っています。