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衆院補選 東京15区・長崎3区 自民党は独自候補者擁立を見送り

2024年4月2日 16:26
衆院補選 東京15区・長崎3区 自民党は独自候補者擁立を見送り

今月28日に投開票が行われる衆議院の東京15区と長崎3区の補欠選挙をめぐり、自民党はいずれの選挙区にも候補者を擁立しない方針を決定しました。

衆議院・東京15区の補欠選挙は、東京都の江東区長選挙をめぐる公職選挙法違反事件で有罪が確定した柿沢未途元衆議院議員の辞職に伴って行われます。自民党の茂木幹事長は、こうした経緯などから、東京15区については自民党として候補者擁立を見送ることを明らかにしました。

地域政党「都民ファーストの会」が設立した政治団体「ファーストの会」の副代表で、無所属で出馬する作家の乙武洋匡氏を「推薦する方向で手続きに入ることとした」ということです。

また、長崎3区についても候補者の擁立を見送ることにしたということです。茂木幹事長は、自民党派閥のいわゆる裏金事件を受けて谷川弥一元議員が議員辞職をしたことや、衆議院の小選挙区の「10増10減」により次期衆院選から県内の選挙区数が1減することも総合的に勘案した、と説明しました。

これにより、今月の衆議院補欠選挙で自民党は島根1区にのみ候補者を擁立することになり、長崎3区は不戦敗になります。