小泉環境相「全力尽くす」福島第一原発視察
小泉環境相は2日、就任後初めて福島第一原発を視察した。
小泉環境相は原子力防災担当相を兼務していて、事故で大破した1号機の原子炉建屋や、使用済み核燃料の取り出しが始まっている3号機の内部などを視察し、廃炉作業の進捗(しんちょく)などを確認した。
また、小泉環境相は、原発事故後の除染で発生した汚染土などを保管している仮置き場や中間貯蔵施設も視察した。
小泉環境相「今日の自分の目で見たこと感じたこと、これを糧にして、福島の復興再生、しっかり取り組んでいきたいと思います」
視察後、小泉環境相は、30年以内に汚染土を中間貯蔵施設から県外へ運び最終処分するという政府の方針について、「約束を守るために全力を尽くす」と述べた。