アメリカのニューヨークを訪れている小泉環境相は国連の環境イベントに出席し、地球温暖化対策について積極的に取り組んでいく決意を示した。

外交デビュー初日となった小泉環境相は世界に向けて英語で、温暖化対策に向けた決意を発信した。

小泉環境相「日本は１９９７年に京都議定書を採択したが、以来リーダーシップに欠けていた。しかし、きょうから違います。都市部や国、そして地球の脱炭素化に一緒に取り組みましょう」

温暖化の原因となっている二酸化炭素などの排出ゼロの実現に向けて、日本がリーダーシップを取っていくと宣言した形。

また、前の登壇者らが制限時間を超えてスピーチを続けていたことから、「日本は時間を守る」とジョークを飛ばして笑いを誘い、「自然体でできた」と外交デビューを振り返った。

日本の温暖化対策については消極的だという批判もある中、外交デビュー初日に表明した「リーダーシップ」を具体的にどう取っていくのか、小泉環境相の手腕が注目される。