台風15号検証チーム 長期停電などを検証
千葉県を中心に停電が長期化するなど、大きな被害が出た台風15号への初動対応について政府は、検証する会議を立ち上げ議論を始めた。
菅官房長官「長期停電、およびその復旧プロセスなどの様々な課題を検討するために、杉田官房副長官のもとに、各府省の枠を超えて本チームを立ち上げることにいたしました」
検証会議には、各省庁の幹部らに加え、防災やライフラインに詳しい専門家らも加わり、停電が長期化した原因や、国や自治体の初動対応などを検証する。
3日は、専門家からさっそく、「停電の復旧予定が二転三転した。被災状況がどれだけ迅速に収集され、事業者や自治体に共有されたのか検討したい」、「初動対応や被害把握の遅れには、関係機関の連携不足もあると思う」との指摘が出た。
台風15号をめぐっては野党側は政府の初動に遅れがあったのではないかと、4日から始まる臨時国会でも追及する構え。