自民・森山選対委員長「財政規律薄らいでる」苦言 概算要求が過去最大
自民党の森山派が鹿児島市内で研修会を開き、会長である森山選対委員長は政府に対し、「予算が膨らみ過ぎている。財政規律を常に心がけるべきだ」と苦言を呈しました。
自民党・森山選対委員長「あまりにも予算が急に膨らみ過ぎましたので、ややもすると予算の財政規律に対しての考え方が薄らいできているのではないかと思うこともあります」
森山氏は、来年度の予算編成に向けた概算要求の総額が過去最大の114兆円余りとなったことに触れ、「財政規律を常に心がけて予算の編成をすることが大事だ」と指摘しました。
一方で、森山氏は「近いうちに自民党役員の改選も行われる」「岸田首相は大きな問題に真正面から取り組んでいるので、それぞれの立場でしっかり支えていくことが大事だ」と強調しました。
その後、森山氏は記者団に対し、秋本衆議院議員が逮捕されたことについて、「責任は明確にした方がいいのではないか。逮捕されたというのはよほどのことだ」と述べました。