自民党 激甚災害の指定、政府に求める
台風19号の被害を受け、自民党は13日夕方、緊急の役員会を開いた。
役員会で二階幹事長は、「電気・ガス・水道など、生活インフラの復旧は急を要する」と指摘した。その上で、被災した自治体が早期の復旧に取り組むため、一両日中にも激甚災害に指定するよう、政府に求めた。
また、必要があれば大型の補正予算案を編成すべきとの考えを示した。
台風19号の被害については「予測されていたところからすると、まずまずにはおさまった」と発言した。
役員会終了後にこの発言の真意について記者団に問われた二階幹事長は「日本がひっくり返るような大災害に比べたら、ということで、1人でも亡くなったことは我々の想像にも及ばない激甚な災害だった」と説明した。