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日韓局長 GSOMIA協議も進展なし

2019年11月15日 16:10

日韓の軍事機密を共有するための協定、GSOMIAが今月22日限りで失効するのを前に日韓の外務省の局長が協議を行ったが、進展はなかった。

会談で、外務省の滝崎アジア大洋州局長は、「いまの安全保障環境をふまえて、賢明な対応を期待したい」と述べ、GSOMIA破棄の決定を見直し、協定を維持するよう求めた。

これに対し、韓国外務省の金丁漢アジア太平洋局長は、破棄の決定を見直すには、日本が輸出管理の強化を撤回すべきと主張し、進展はなかった。

また、日本側は、いわゆる元徴用工訴訟をめぐり、日本企業に実害が生じないよう、改めて対応を求めたが、韓国側から新たな提案はなかったという。

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