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中曽根康弘元首相(101)死去

2019年11月29日 12:59
中曽根康弘元首相(101)死去

中曽根康弘元首相が29日朝、都内の病院で亡くなった。101歳だった。

第71、72、73代首相・中曽根康弘氏は1918年に群馬県高崎市で生まれた。大学卒業後は旧内務省に進み、旧日本軍では海軍に任官した。戦後、1947年の選挙で当選を果たし、1955年の自民党結党に参加。運輸相や防衛庁長官を歴任した後、1982年、首相に就任した。

5年に及ぶ在任中は、旧国鉄(今のJR)や旧電電公社(今のNTT)の民営化など行政改革に力を入れたほか、日米同盟の強化を目指し当時のレーガン大統領らと親密な首脳同士の関係を築いた。

退任後も国会議員として活動を続け、在職50年を記録した1997年には、最高位の勲章である大勲位菊花大綬章を受章した。

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