官房長官「全拉致被害者の帰国実現に努力」
菅官房長官が熊本県で拉致問題の解決を求める集会に出席し、全ての拉致被害者の帰国実現に向け努力する考えを示した。
菅官房長官「相互不信の殻を破り、核・ミサイルの問題、そして何よりも重要な拉致問題を解決し、不幸な過去を清算し、北朝鮮との国交正常化を目指す」
その上で、菅長官は「全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現に向け、あらゆるチャンスを逃すことなく、全力で行動していく」と述べた。
また、3年前に起きた熊本地震の被災地を訪れ、益城町の断層や、崩落した南阿蘇村の阿蘇大橋の再建工事の現場などを視察した。視察後、菅長官は「地震の発生前以上ににぎわいを取り戻し、地域経済を活性化することが重要だ」と述べ、政府としてさらなる支援を行う考えを示した。