岸田首相、国連総会出席のためNYへ出発「テーマは歴史的分水嶺」
岸田首相は、国連総会に出席するためアメリカ・ニューヨークに向け羽田空港を出発しました。
岸田首相「国連総会のテーマは歴史的分水嶺であります。ロシアのウクライナ侵略により、国際秩序の根本が揺らいでいる今、国連の機能強化をはじめ、日本の考えをきっちりと発信していきたい」
岸田首相は、日本時間21日午前、国連総会で演説する予定で、安全保障理事会の改革や核軍縮などについて訴える方針です。核軍縮についてはCTBT=包括的核実験禁止条約の早期発効を目指して、首脳級の会合を初めて開き、各国と議論する予定です。
また、ニューヨーク証券取引所で講演する予定で、自らが掲げる「新しい資本主義」を説明し、日本への投資を呼びかけることにしています。
岸田首相は19日に出発する予定でしたが、台風14号に対応するため20日に出発を延期しました。