補正予算案審議“支援不十分”野党側が追及
国会では、今年度の補正予算案の審議が行われ、野党側は、新型コロナウイルスの影響を受けた企業などへの支援が不十分だと追及しました。
国民民主党・前原議員「融資で埋めても、その蒸発した部分の需要というのは返ってこないんですよ」「IMF(=国際通貨基金)が日本のGDPは5.2%マイナス、下がるということを言ってます」「この消えた需要をどうやって埋めるかということを、あらゆる手立てを動員してやるということが私は必要だと思います。税や社会保険料の猶予じゃない。減免に踏み出すべきです」
安倍首相「今回の措置、税・社会保障に対する措置というのは、これはもちろん史上初めての措置でございます。その措置を受けた企業は売り上げが相当減り、損益が出るわけでございまして、この税金を支払うときには、その分はですね、当然差し引かれる」
また、安倍首相は現状の経済認識について問われ、「リーマンショックや大恐慌の時よりも精神的には厳しい状況になっている」と述べました。