春の叙勲 旭日大綬章に榊原定征さん
政治や芸術、文化などの分野で功績を残した人に贈られる春の叙勲の受章者が決まりました。日本経済の発展に貢献したとして、前経団連会長の榊原定征さんが旭日大綬章を受章しました。
榊原定征さんは、「現下の困難な状況の中で、未来の展望を失わずに日本の再生を目指して、引き続き、微力ながら努力して参る所存です」とのコメントを発表しました。
また、小説家の宮本輝さんは旭日小綬章を受章し、「このたびの栄誉に背を押されて、再び原点に戻り、さらに努力して、新たな小説を書きつづけていこうと思っています」とコメントしています。
一方、マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツさんが、外国人叙勲で旭日大綬章を受章しました。コメントの中で、新型コロナウイルスなどへの対応を念頭に、日本の科学者と医学研究者に対し敬意を表するとしています。
今回は4181人が受章しましたが、新型コロナウイルスの影響により、天皇陛下による受章者との面会は中止となっています。