“議事概要”に発言者を明記へ 専門家会議
国会で8日、安倍首相は新型コロナウイルス対策を話し合う、政府の専門家会議について、今後は、議事の概要に発言者を明記し、速記録も保存期間の満了後に原則、公表する考えを示しました。
専門家会議をめぐっては、これまで発言者と発言内容が明記された議事録ではなく議事の概要のみが作成、公開されていて、野党などから批判の声が上がっていました。
安倍首相「今後、開かれる会議の議事概要については発言者名を明記することで(専門家会議メンバーの)ご了解が得られたと承知しております。速記録についても適切に保存し、保存期間満了後は国立公文書館に移管の上、原則、公表扱いになるものと承知しております」
また、安倍首相は一律10万円の給付金について、給付が完了したのは今月3日時点で、総世帯数の約2割だと明らかにしました。
一方、8日から審議が始まった今年度の第2次補正予算案は与野党が協議した結果、今週中に成立する見通しとなりました。