接続水域の潜水艦 中国の物と発表~防衛相
河野防衛大臣は閣議後の会見で、今月18日に奄美大島沖の接続水域を潜ったまま進んだ潜水艦について、中国のものと明らかにしました。
今月18日、海上自衛隊は奄美大島の北東の接続水域で、潜水艦1隻が海面の下に潜ったまま西に進むのを確認しました。この潜水艦について河野防衛大臣は閣議後の会見で、「さまざまな情報を総合的に勘案して、中国のものであると推定している」と述べました。
日本の接続水域を潜ったまま進む潜水艦が確認されたのは今回で8回目ですが、防衛省がその国籍を明らかにするのは初めてです。
河野大臣は公表した理由について、「最近の尖閣諸島をはじめさまざまな情勢に鑑みて」自ら判断したとしています。そのうえで、「中国の意図をしっかり見て行かねばならない」と強調しました。