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香港国家安全法 自民、中国“非難決議”へ

2020年7月7日 15:31

香港で、反政府デモなどを取り締まる「香港国家安全維持法」が施行されたことを受け、自民党は中国に対する非難決議をとりまとめました。

この決議では、中国政府が法律の施行と同時に香港で大量の逮捕者を出していることについて「改めて強く非難する」としています。

また、「一国二制度」の原則に対する信頼を損ねると批判し「国際社会との約束を守り、大国としての責任を自覚するよう強く求める」と指摘しています。

一方で、習近平国家主席の国賓としての来日については、中止の要請を盛りこもうとする声があがりましたが、日中友好を重視する二階幹事長らから異論が出ていました。このため党としてではなく、党の外交部会として、「中止を要請せざるを得ない」との表現が盛りこまれました。

決議は近く政府に提出する予定です。