安倍元首相が選挙の応援演説中に銃撃され亡くなってから、1年となりました。都内では、一周忌の法要が行われています。

一周忌の法要は、8日午前11時から始まりました。東京・増上寺の前には多くの報道陣や一般の方が詰めかけています。昭恵夫人や岸田首相らが出席していて、会場内には安倍元首相の遺影も見えます。

8日は朝早くから多くの警備員が警備に当たり、通りかかった人は「いつもとは違う様子で驚いた」と話していました。午後1時から一般の献花が行われる予定ですが、午前中から花を手に持った人が多く集まっています。

一般献花に訪れた人「今日は来て、安倍総理への思いを伝えることはできるかなと思って来ました」

一方、安倍元首相の死後、自民党の最大派閥・安倍派は後継の会長が決まらず、一周忌直前になって派閥内の対立が表面化するなど混乱が続いています。

一般献花のほか、8日午後には、都内で昭恵夫人や岸田首相らが出席して追悼集会も行われる予定です。