二階氏、早期の解散・総選挙に否定的な見方
自民党の二階幹事長が13日夜、テレビ番組に出演し、早期の衆議院解散・総選挙に否定的な見方を示しました。
番組の中で二階幹事長は、衆議院の解散総選挙の時期について、「菅総理大臣とまだ突っ込んだ話をしていない」と前置きした上で、「総理としては、『就任以来、わずか10か月とか1年足らずではあったが、これだけのことをした。さらにこれから大いに頑張っていく。国民のご支持をいただきたい』こういう形で解散を頭に描いているかもしれません」と述べました。
さらに、来年7月からはじまる東京オリンピックの前には、「やりにくい」と指摘しました。これは、早期の解散総選挙に否定的な見方を示したものです。
一方で二階幹事長は、「年明けの解散はないのか」と問われたのに対し、「一概には言えない。解散権を持った人が毎日、考えているはずだ」とも述べました。