菅首相“連携しコロナ対策”ASEAN+3
ASEAN(=東南アジア諸国連合)と日中韓3か国によるオンラインの首脳会議が行われ、菅首相は、新型コロナウイルス対策に各国と連携して取り組む考えを強調しました。
菅首相は会議で、新型コロナウイルス対策としてASEAN諸国に対し2億ドル以上の医療支援を進める考えを示しました。
また、2050年までに温室効果ガスの排出、実質ゼロを目指す方針を説明し「アジアの事情に即した現実的で持続可能な脱炭素化とエネルギー転換の取り組みを支援していく」と述べました。
北朝鮮による拉致問題の解決に向けては、複数の首脳から「協力をしていきたい」との発言があったということです。
菅首相「平和で繁栄したインド太平洋を共に作り上げていきたい。私から直接各国の首脳に伝え、具体的な協力を進めていくことで一致いたしました」
菅首相はまた、日本や中国・韓国、ASEAN諸国などが参加するRCEP(=東アジア地域包括的経済連携)に、15日、署名することを明らかにしました。