新型コロナ「5類」引き下げ時期 岸田首相が関係閣僚と詰めの協議へ
岸田首相は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを「5類」に引き下げる時期などについて26日午後、関係閣僚と詰めの協議を行います。
岸田首相「原則この春、新型コロナを新型インフルエンザ等から外し、5類感染症とする方向で議論を進めます。これらの見直しのスケジュール等については、厚生労働省の審議会等の議論を踏まえ、早期にお示ししていきます」
岸田首相は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを現在の「2類相当」から、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げる考えです。
焦点となっている「引き下げの時期」について、26日午後5時45分から、加藤厚労相ら関係閣僚と詰めの協議を行います。
これまでの調整では、引き下げの時期について、5月上旬とする案を軸に検討が進んでいます。
一方で、屋内でのマスク着用ルールの緩和を同時に行うかについては、厚労省の専門部会で「時期尚早」などと否定的な意見が出ていて、調整が続いています。
政府は27日、対策本部を開き、引き下げの時期を正式に決定する方針です。