安定的な皇位継承のあり方議論 岸田総裁直属、自民の新組織が初会合
自民党は17日、安定的な皇位継承のあり方を議論する岸田総裁直属の新たな組織の初会合を開きました。
自民党・懇談会会長 麻生副総裁
「皇室の在り方は我が国の根幹をなす極めて重要な課題でありまして、事柄の性質も考えて限られたメンバーで、静謐(せいひつ)な環境の中で議論を深めてまいりたいと思っております」
皇位継承をめぐっては去年1月、皇族の数を確保するため、「女性皇族が結婚後も皇室に残る案」と、「皇族が旧宮家の男系男子を養子に迎える案」の2つを盛り込んだ有識者会議の報告書が、国会に提出されています。
懇談会は、報告書の内容をもとに議論を進める方針で、麻生氏は「皇室典範などの法改正の必要性も考えなければならない」と述べました。