北のミサイル発射実験 岸防衛相が強く非難 「実用化・生産段階に」と指摘
北朝鮮メディアは、中距離弾道ミサイル「火星12」の発射実験を行ったと報じました。一方、岸防衛相は臨時で会見を行い、北朝鮮を強く非難しました。
岸防衛相
「長射程の弾道ミサイルの実用化を含め、さらに関連技術や運用能力の向上をはかる意図や、一方的に国際社会に対して挑発の段階をエスカレートさせる狙いがあることは明らかであります」
今回のミサイルについて岸防衛相は、2017年にも発射された中距離弾道ミサイル「火星12」との見方を示すと共に、「より実用化・生産段階にあると示唆している」と指摘しました。
その上で、「ミサイル技術の著しい向上や一方的な挑発をエスカレートさせるような発射は断じて許されるものではない」と、北朝鮮を強く非難しました。