菅総理大臣の施政方針演説に対する代表質問で、公明党の山口代表は、新型コロナウイルスをめぐる政府の対応についてただしました。

山口代表が、混乱なくワクチン接種ができる準備を求めたのに対し、菅総理は、わかりやすく国民に説明しながら準備を進めていくと述べました。

公明党・山口代表「万全な接種体制の整備を、どのように進めるのか」

菅総理「２月下旬までには接種を開始できるよう、準備しております。さらに１日でも早く開始できるように、あらゆる努力を尽くしているところです。自治体とも連携をし、手順や優先順位なども国民に対し、わかりやすく説明しながら準備を進めてまいります」

菅総理は２２日、閣議決定した新型コロナウイルス対策のための特別措置法と、感染症法の改正案について、「必要最小限の私権の制限とした上で、支援や罰則の規定を設けるなど与野党の意見もふまえた上で決定した」と述べました。

また、東京オリンピック・パラリンピックについて、「人類が新型コロナウイルスに勝った証しとして、安心安全な大会を実現する決意だ」と強調しました。