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野党“ワクチン担当に河野氏”理由ただす

2021年1月22日 15:04
野党“ワクチン担当に河野氏”理由ただす

菅首相の施政方針演説に対する代表質問で、国民民主党の榛葉幹事長は菅首相に対し、新型コロナウイルスのワクチン接種担当に河野大臣を起用した理由をただしました。

榛葉幹事長は、ワクチン接種体制の構築に求められる事前調整を河野大臣は最も苦手としていると指摘しましたが、菅首相は発信力のある河野大臣が適任だと説明しました。

国民民主党・榛葉幹事長「河野大臣は自他共に認める“令和の壊し屋”です。大規模なワクチン接種に求められるのは周到な事前調整とコンセンサスづくり。つまり根回しです。河野大臣の最も苦手な点とされるとお見受けしますが、大臣任命の理由について総理にお伺いします」

菅首相「規制改革担当大臣として、複数の役所にまたがる困難な課題をしっかりとまとめて実現をしていたように、ご懸念は当たらないと考えております。ワクチン接種にあたっては、国民への情報発信は極めて重要であり、そうした意味でも発信力のある河野大臣が適任であると考えています」

また、河野大臣も答弁に立ち「2月下旬までに医療従事者から接種を開始できるよう準備をしている。令和の運び屋と言われるように頑張る」と意気込みを語りました。