「入院拒否で懲役刑」野党側が撤回求める
新型コロナウイルス対策の特別措置法や感染症法の改正案をめぐる与野党の修正協議で、野党側は入院を拒否した患者への懲役刑などを撤回するよう求めました。
修正協議で立憲民主党は感染症法の改正案について、入院を拒否した患者への懲役刑などの撤回や、特措法の改正案での営業時間の短縮要請に従わなかった飲食店への過料について、見直しを求めました。
立憲民主党・今井雅人議員「懲役罰・刑事罰はいくらなんでもやりすぎだという考えを表明していますし、それにそった要求をしたと」
野党は「私権制限については極めて抑制的にすべき」と主張していて、入院を拒否した場合の懲役刑については、与党内からも見直しを容認する意見が出ています。
与野党は27日の合意を目指し、協議を続けることにしています。