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河野大臣「各国指導者が話し合う必要ある」

2021年1月30日 15:55
河野大臣「各国指導者が話し合う必要ある」

河野ワクチン接種担当大臣が世界経済フォーラムのオンライン会合に出席し、新型コロナウイルスのワクチンの供給戦略を策定するため、各国の指導者が話し合う必要があると述べました。

河野大臣は「EU=ヨーロッパ連合が、自国民らに必要な量のワクチン供給がされない限り、他の国への輸出を差し止める可能性を示している」とした上で、「まずは自国民にという考えは分かるが、世界的なサプライチェーンを壊すことは経済的ではない」と指摘しました。

その上で、「世界の指導者が必要としている人にワクチンが届くように戦略を描くべきだ」として、各国の指導者がオンラインで議論すべきだと呼びかけました。

ところで、政府は新型コロナウイルスのワクチンを保管する冷凍庫を30日から全国に発送します。首相官邸の公式ツイッターで発表したもので、医療従事者への先行接種のため-75度の冷凍庫を全国100か所の会場へ順に発送するという事です。