ワクチン接種“自治体要望”河野大臣に提出
自民党の参議院議員らが、新型コロナウイルスのワクチンの接種に関して自治体などから聞き取った国への要望を河野ワクチン接種担当大臣に提出しました。
世耕参院幹事長「(ワクチン)接種をしていただくのは自治体ですから自治体の声をしっかりと拾い上げて、それに丁寧に対応していくということが極めて重要」
河野大臣に提出されたのは、参議院自民党が今月上旬に全国の1000以上の市区町村と団体から聞き取ったワクチン接種に関する国への要望です。
調査によると、ワクチンを接種する医療者が不足しているとして国への支援を求める意見や、ワクチンの供給日程が確定しないと会場の確保が進まないなどの意見が最も多く寄せられたということです。
また、自治体に情報が届いていないという声や、密を回避するための会場設営費などの経費についても自治体の負担にならないように望む声も相次いだということです。
世耕幹事長によると、河野大臣は自治体からの要望について「積極的に前向きに考えたい」と述べたということです。