×

防衛省が緊急幹部会議“対応に万全期す”

2021年2月14日 9:46

13日午後11時すぎ、宮城県と福島県で震度6強を観測する非常に強い地震がありました。防衛省では14日朝、緊急の幹部会議が開かれました。これまでのところ大きな被害は確認されておらず、被災地からの災害派遣要請は受けていませんが、情報収集を続け、対応に万全を期すことにしています。

防衛省では14日午前8時から、岸防衛相ら政務3役や、山崎統合幕僚長と陸海空の各幕僚長らによる幹部会議が開かれました。この場では約20機の航空機により上空から確認した状況や、地上の各所で収集した情報が共有され、関係部署が連携して万全の態勢をとることが確認されました。

岸防衛相「これまでのところ、大きな被害の発生は認められておりません。現時点において、災害派遣要請は受けておりませんが、引き続き関係省庁や自治体と連携しつつ、万全な準備態勢を確立するとともに、災害派遣を要請された場合は速やかに対応してまいります」

防衛省・自衛隊は東北地方の5県55市町村に連絡員を派遣して情報収集にあたっており、引き続き各自治体と連携して、災害への対応に備えることにしています。