新型コロナウイルスのワクチンについて、河野ワクチン担当相が１６日午後会見し、１７日からおよそ４万人の医療従事者に接種を開始すると発表しました。

河野ワクチン担当相「約４万人の医療従事者に対して、あすから接種を開始いたします」

河野ワクチン担当相は、１７日から接種を開始する医療従事者のうち、およそ２万人に７週間、観察日誌をつけてもらい、安全性の調査を行うと発表しました。

政府は、ワクチンひと瓶で５回接種できるとしていましたが、今回対象のおよそ４万人に対しては、６回採取できる特殊な注射器で対応するということです。

また、ファイザー製のワクチンについて、ＥＵ（＝ヨーロッパ連合）から日本への輸出第２便の承認を受けたことを明らかにし、「来週には到着する見込みだ」と話しました。

高齢者への接種については、「４月から接種を開始することを見込んでいる」と述べました。