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武田総務相、NTT社長らとの会食を認める

2021年3月18日 11:58
武田総務相、NTT社長らとの会食を認める

総務省の接待問題をめぐり、武田総務相は大臣就任後に利害関係者にあたるNTTの澤田社長らと会食をしたことを認めました。

これまでNTT側との会食の有無について明言を避けてきた武田総務相ですが、NTT社長との会食が報じられたことを受け、会食を認めました。

武田総務相「1時間に満たない滞在であったことから、ビール2、3杯程度いただいた、退席したと記憶しており、費用として1万円をお支払いをしております。出席者から特定の許認可等に関する要望・依頼を受けたことはなく、当時の状況を総合的に勘案すると、大臣規範に抵触する会食ではなかった」

武田総務相はこれまで「疑念を招くような会食はない」と同じ答弁を繰り返し、会食の有無について明言を避けていました。しかし、「週刊文春」がNTTの澤田社長らと去年11月に会食をしていたと報じたことを受け、会食の事実を認めました。

武田総務相は、「JR東海の葛西名誉会長から声をかけられて出席したが、当日まで澤田社長がいることは知らなかった」と説明しました。その上で、「許認可等に関する要望を受けたことはなく、大臣規範に抵触する会食ではなかった」との考えを示しました。

一方、NTTも武田総務相との会食を認め、「会食の席上、弊社から武田大臣に対して何らかの要請等を行った事実はない」とのコメントを発表しました。