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“補佐官発言”河野大臣「完全に勇み足」

2021年3月30日 13:29

河野ワクチン接種担当相は新型コロナウイルスワクチンの種類を国民が選択できるとした小林大臣補佐官の発言について、「完全に勇み足だ。撤回する」と述べました。

新型コロナワクチンをめぐっては、すでにファイザー社製のものは厚労省の承認を受けていますが、アストラゼネカ社とモデルナ社製のワクチンは、現在、承認の申請中です。

小林補佐官は、今月28日に出演したテレビ番組の中で、「接種会場ごとに、打つワクチンを決めていく。それは公表されるので、会場を選べば打つワクチンを選ぶことができる」と述べ、国民がワクチンの種類を選択できるとの認識を示していました。

これについて、河野ワクチン接種担当相は30日の会見で、「今、戦略を検討しているところでまだ何も決まっていない」として「勇み足の発言を撤回し、おわび申し上げたい」と述べました。

河野ワクチン接種担当相は小林補佐官に対し発言に気をつけるよう、注意したという事です。