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ジブチ派遣の自衛隊員、新たに17人が感染

2021年4月8日 0:32

海賊対処の任務にあたるため東アフリカのジブチに派遣されている自衛隊員が新型コロナウイルスに感染した問題で、新たに17人が陽性と確認されました。あわせて21人となります。

防衛省によりますと、ジブチの海賊対処にあたる自衛隊の拠点で、今月2日と3日に4人の隊員の感染が確認されたことから、6日に約180人にのぼる全ての隊員にPCR検査を行ったところ、17人に陽性反応が確認されたということです。これにより、感染が確認された隊員は21人となりましたが、任務への影響は今のところないということです。隊員らは発熱やけん怠感を訴えていますが、いずれも軽症で、宿舎に隔離されています。

隊員は拠点の外には出ないことから、食料や水などの補給のため外部から拠点を訪れた人から広がった可能性もあり、現地では感染経路を調べるとともに、感染対策を改めて徹底するとしています。