野党 首相出席での集中審議求める
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、立憲民主党など野党側は与党に対し、政府の対応が適切なのかを議論するため予算委員会に菅首相が出席し集中審議を行う事を求めました。
立憲民主党・安住国対委員長「大阪の場合は医療状態も危機的な状況であると。変異株についての検査体制も東京を中心に十分にやってるとはとても思えないと。政府側のそういう対応について、できれば連休前に総理に直接ただす機会を設けてもらいたい」
与野党の国対委員長会談で野党側は変異ウイルスへの対応や検査体制が不十分だ、などとして菅首相が出席し、衆議院での集中審議を行う事を求めました。
野党側はさらに東京電力・福島第一原発で溜まり続けている「処理水」の海洋放出を政府が決めた事についても集中審議が必要だとしています。
これに対し与党側は持ち帰り引き続き協議が行われます。また、会談ではアメリカのバイデン大統領との日米首脳会談について菅首相が来週20日に国会で報告を行う事で合意しました。