「宣言」延長・追加など 政府が正式決定へ
政府は7日夕方、東京や大阪などへの緊急事態宣言の延長や、愛知と福岡の追加などを正式に決定します。これに先立ち国会では政府による報告や質疑が行われました。
野党側は宣言を解除する際の基準について説明を求めましたが、西村担当大臣は、「専門家の意見を聞いて総合的に判断する」と述べるにとどめました。
立憲民主党・泉政調会長「政府の解除基準、これを説明してください」
西村担当大臣「ステージ3のレベルであり、引き続きその後ステージ2を目指していくということで。変異株が、感染力が強いということでありますので、変異株のことも頭に置きながら、より慎重にまた総合的な判断で、専門家の意見を聞いて判断していきたい」
政府は、東京、大阪、京都、兵庫への緊急事態宣言の期限を5月31日まで延長すると共に、愛知と福岡を来週12日から今月31日まで宣言の対象に追加する方針です。
政府はこの後、午後5時から対策本部を開き、正式に決定する方針です。その後、午後7時から菅総理大臣が会見を行い、今回の措置の狙いなどについて説明する予定です。