専門家“大阪は緊急事態宣言レベル”意見も
新型コロナウイルスの感染が拡大している大阪府の感染状況などについて、31日午後5時から厚生労働省の専門家の会議が開かれ、分析を行っています。
厚労省のアドバイザリーボードは、大阪府などを中心とした感染状況の分析を行っていて、委員からは、「大阪府の今日の感染者の数からすると、まん延防止等重点措置ではなく、緊急事態宣言を要請するレベル。急激な拡大には、変異株が大きく関わっているのではないか」との意見も出ています。
また、会議では、東京都と大阪府の感染者数の予測が示されているとみられ、緊急事態宣言が早く解除された大阪府では繁華街の人流が増加していて、今すぐに人流抑制しないと、4月10日以降、感染爆発に近い状況がくるとの見方が示されているとみられます。
また、東京都についても、人流が激しく上昇していて、4月10日くらいから感染者数が、大きく増える可能性が高いといった予測が示されているとみられます。