２０１９年の参議院選挙で河井案里氏の陣営に振り込んだ１億５０００万円について二階幹事長は、支出を決めた責任は当時の安倍総裁と自らにあるとの認識を示しました。

自民党・二階幹事長「（Ｑ：総裁と幹事長に支出を決めた責任？）党全体のことをやっているのは、総裁とか幹事長の私がやっているのですから、当然そういうことでしょうね」

二階幹事長はこのように述べ、河井氏側に振り込んだ１億５０００万円について、支出を決めた責任は当時の安倍総裁と自らにあるとの認識を示しました。二階幹事長は、先週の会見では「私は関与していない」と述べていました。

また、会見に同席した林幹事長代理は、「党内手続きで組織決定したものに交付している。個別の誰ということではない」と述べました。

林氏は先週、「当時の甘利選対委員長が担当していた」と述べていましたが、自らの発言を修正した形です。