議員辞職願提出の菅原議員がコメント発表
公職選挙法違反の疑いで再捜査が進められている中、前経済産業大臣で自民党の菅原一秀衆議院議員が1日夜、議員辞職願を提出し、コメントを発表しました。
菅原議員は1日午後7時ごろ、議員辞職願を大島衆議院議長宛てに提出しました。近く、衆議院本会議で正式に辞職が認められる見通しです。
また、菅原議員は文書でコメントを発表し、「大変な迷惑と心配をおかけした」として謝罪しました。
コメントでは、政治活動の一部が公職選挙法に抵触したと認め、「熟慮を重ねた結果、けじめとして、本日衆議院議員を辞職する決意をした」と説明しています。その上で、「私の不徳の致すところにより、このような事態になったことは本当に申し訳なく慚愧に堪えない」としています。
菅原氏をめぐっては、選挙区の有権者に秘書を通じて香典を渡すなどした問題をめぐり、東京地検特捜部が再捜査を行っています。
関係者によりますと、特捜部は近く、公職選挙法違反の罪で略式起訴する方針です。