立憲民主党の代表選挙は23日午後、投開票が行われます。代表選には4人が立候補していて、午後、新たな代表が選出されます。代表選の会場から中継です。

23日午後1時から、こちらの会場で候補者が最後の訴えを行い、その後、国会議員による投票が行われます。決戦を前に、各候補が意気込みを語りました。

立憲民主党・枝野前代表
「残された党大会の演説で、迷ってらっしゃる方、1人でも多くの方に投票していただけるように頑張って最後まで戦い抜きたい」

立憲民主党・泉代表
「必ず党代表再選を目指すということで、これまで取り組んできましたし、一緒に戦った候補とも衆議院選挙にむけても、みんなで努力をしていきたい」

立憲民主党・吉田衆院議員
「自民党との対比軸、これを明確に打ち出していく。それから徹底的に生活者目線で政治を語っていきたい」

また、野田元首相は、先ほど会場に入り、記者団に対し「勝ち抜くためにベストを尽くす」と意気込みを述べました。

代表選挙は国会議員票に加え、地方議員や党員などの票を合わせた740ポイントで争われます。

日本テレビの取材によりますと、野田元首相が136人の国会議員のうち、およそ40人の支持を集めてリードし、続いて枝野前代表がおよそ30人の支持を集めています。

一方、泉氏と吉田氏の支持は20人ずつ程度にとどまっています。

ただ、党内では、1回目の投票ではどの候補も過半数をとることができず、上位2人による決選投票にもつれ込むとの見方が広がっています。

近く、衆議院の解散・総選挙が行われる可能性がある中、党のトップであることはもちろん、自民党と対峙し、「政権交代」を実現できる代表は誰なのかが問われています。