政治とカネ…野党“運動員買収”で寺田総務相を追及
政治とカネの問題が相次いでいる寺田総務大臣に対し、野党側は去年の衆議院選挙で選挙運動を行った地方議員に報酬を支払った、運動員買収の疑いがあると追及しました。
「週刊文春」は去年の衆院選の公示日に寺田大臣が街頭演説など選挙運動を行った地方議員に、ポスター貼りの報酬を支払っていたと報じました。
野党側は、「選挙運動員に労務者としての報酬を支払うことはできない。運動員買収に当たるのではないか」と指摘しました。
寺田大臣は、「指摘された議員のうち2人については報酬を支払った日とは別の日に選挙運動をしていたことを直接確認した」と否定した上で「残りの人にについては確認をする」などと説明しました。
野党側は、「調べて違法行為が出てくれば大臣を辞任するのか」と迫りましたが、寺田大臣は、「しっかりと調べる。仮定の議論についてはお答えを差し控える」と述べるにとどめました。